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ポストコンサルがハイクラス転職にエージェントを使う理由|転職エージェント利用の極意(4)
キャリアの設計に悩むことが多いのがコンサルという職業ですが、ハイクラスなポジションへのキャリアアップ転職を考えている方は多いのではないでしょうか。コンサルtoコンサルへの転職であれば、他のファームにも知人が多いことからリファラルで移ることもできますが、ベンチャーキャピタル、戦略コンサル、事業会社の事業部長クラスや、ベンチャーのCxOクラスといったハイクラスなポジションなってくると、伝手も限られるものです。
そういった場合に、転職エージェントの活用は有用なのですが、どの様に利用していけば良いのか考察してみました。
具体的なポストコンサルのキャリアについてはこちらの記事にまとまっています。
「ポストコンサルの転職先をリストアップ。後悔しないコンサル転職とは?」
目次
結論:コンサルのネクストキャリアに強い特化型エージェントを利用すべし
大きく下記2点に特化されます。
まず1点目として、採用企業側から言わせると、この手の求人は提案数をKPIとするエージェントより質を重視するエージェントに相談をします。即ち、ハイキャリアに特化したエージェントがこの手の求人票を保持していることとなります。
次に2点目として、広くハイクラス職に特化したエージェントは数多くあるものの、待遇や職位という軸だけでのみ話しが進んでしまうことはよく聞く話です。ここで重要になってくるのが、エージェントとのコミュニケーションであり、やはりコンサル側からしてみれば、自分のキャリアに関する悩み、コンサルのキャリアでの成功ケースを知っているエージェントは安心感があり、そういった情報も提供してくれ、且つ適切なコミュニケーションから、自身の経験・価値観等に適した求人を紹介してくれる特化型エージェントを利用するのがベストです。コンサルタントが持つ特性や業務を通して身に付けていく強みが生かせる、コンサルのネクストキャリアに適した求人というものがあります。この適した求人を理解している(紹介してくれる)特化型エージェントを利用すると良いでしょう。
▶▶コンサルに特化した転職エージェントを探している方はこちら↓
詳細1:ポストコンサルのキャリア設計は難しい | 高いヒアリング力のエージェントを活用すべし
コンサルがイライラするよくある声: 結局エージェント担当者が全然中身を理解できていない…
長年コンサルファームで経験を積んでいると、数多くの案件に参画をすることになりますが、多くのコンサルが特定の業界もしくは特定のソリューションでの経歴を積み上げていくことになります。当然、経験を重ねるごとに案件における役割、案件そのものが高度化していくわけですが、エージェントサイドはその高度な経歴と強みを正確に理解することが求められます。しかし、この点を正確に理解するには、実際にコンサルティング業務を数多くこなした経験者でないとできないのが正直なところです。過去コンサルをやっていたような猛者がいるようなエージェント(担当者)だと、的確に自身のことを理解してくれ実態に則した進言をしてくれます。実態としてこのようなエージェントは限りなく少ないのも事実です。
詳細2:転職ありきではなく、相談に乗ってくれるか対等に話せる
コンサルがイライラするよくある声: 色々と聞いてきたにも関わらず、結局求人票を大量に渡してくる…(これまでの話はいずこへ)
人材紹介企業は売上主義の個人成果主体な企業が大半ですので、転職ありきで話を進めてくるエージェントが大半をしめます。先述の通りキャリア設計が難しいコンサルという職業においては、今すぐの転職だけが正なわけではありません。(コンサルに限らず、どんな職種においても共通することですが)長期的な目線で、コンサルの立場に立って相談に乗ってくれるスタンスのエージェントとのお付き合いをお薦めします。
転職をするにしても、コンサルファームtoコンサルファームなのか、戦略コンサルやIPO前のベンチャーCxO職が合っているのか、VCやFASがいいのか等、色々なキャリアパスがあります。さらにはフリーランスになるというキャリアやブティック系コンサルへいくというキャリアもあり、そういった切り口でもアドバイスをしてくれるエージェントだと尚良しです。
最後に
昨今の景況感からハイクラス職の求人は数多くありますが、本当に自分にあった企業及びポジションが常にあるわけではありませんので、先を見据えて長期的にエージェントと付き合っていくと良いです。エージェントと定期的に連絡を取っていると、ポッと良い求人が出た際に「○○さん、こんなポジションあるけどベストマッチだと思うけどどう?」と連絡をくれたりします。
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コンサル転職 転職エージェント利用の極意シリーズ
・コンサルから他のコンサルファームへの転職の実態|年収の変化も解説|転職エージェント利用の極意(1)
・コンサルから事業会社への転職の実態|転職エージェント利用の極意(2)
・未経験からコンサルファームへの転職の実態|転職エージェント利用の極意(3)
[v072]
執筆者
-
外資自動車メーカー2社を経験した後、コダワリにジョイン。
コンサルティングワークもこなす傍ら、人材紹介事業の事業責任者やコダワリの人材開発業務や採用統括業務など含めて幅広に従事。
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