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コンサルにGYM通いが多い?考察してみた|コンサルのホンネ

コンサルにGYM通いが多い?考察してみた|コンサルのホンネ

“時間がない”はずのコンサルがパーソナルジムに通う理由とは

現役コンサルが徒然なるままに綴るコラム「コンサルのホンネ」では、ハードワークの合間に思いついたことを思いつくままに語ります。 第18回のテーマは「コンサルにジム通いが多い?考察してみた」。ホッと一息つくも良し、同じテーマで考察してみるも良し、お気軽にお読みください。

筆者の知人や周りのコンサルタントのジム通い率が非常に高い、特にパーソナルトレーニングジム率が高いと感じています(統計などではなく、あくまで肌感でしかありません)。 筆者も触発され通うようになりました。そこで今回は何故なのか、特に何故パーソナルなのか、考察をしてみました。

一部結論に言及すると、コンサルタントという仕事に限らず、投資銀行などに勤める方にも共通することとなり、コンサルだからという点には帰結しておりません。

パーソナルトレーニングに通うビジネスマンのペルソナ

まず、一般論としてパーソナルに通うビジネスマンの目的や特徴を筆者の独断と偏見で推察してみました。

●ビジネスにおいて見た目が重要であると考えている
ムキムキではなくとも、引き締まった体は相手に仕事ができそうと思ってもらえ、説得力と安心感を与えることにつながります。スーツを着こなす場合は、シャープな体型はなおのこと重要です。

●そもそも自己管理力が高い
きちんとジムに通い続けることができているのは、継続力でもあり自己マネジメント力の高さの裏返しです。

身体と自身の頭が資本であり、マネジメント力があり、かっこつけ気味な人が多いコンサルタントという職業の裏返しの様なペルソナが見えてきます(無理につなげて書いたわけではありません)。かつ、都心でパーソナルとなると時間当たりで相当には高額になるので、一定の所得が必要となり、高給取りであるコンサルにつながります。

冒頭書きましたが、コンサルに限った話ではなく、投資銀行勤めなども同様な人が多いため、別にコンサルに限った話ではなさそうだと、この時点で仮説がたってしまいました。しかし、このメディアの位置付上、コンサルに絞ってこの後も述べていきます。

何故ジム通いコンサルが多いのか

激務をこなし、クライアントからの高い期待値に対して日々応えているコンサルは、何故ジム通いするのでしょうか? 結局、前項とリンクするところとなる気がします。

●健康とメンタルヘルスの確保
体調を崩すと、プロジェクト遂行に大きな支障をきたし、クライアントややプロジェクト全体に大きな悪影響を及ぼします。健康であることは、高いフィーで成り立つプロジェクトにおける大前提となり、ジム通いは危機管理の一環となります。また、トレーニングで身体を鍛えることがホルモン分泌の変化につながり、メンタルを安定させることにもつながります。
(出典:https://inbody.co.jp/muscletraining-mental/

つまり、ジム通いコンサルは、激務とプレッシャーを耐え抜くためのフィジカルとメンタル強化を期待していると考えられます。

●外見を武器にしたい
ブランド好き、カッコつけたがりが多いコンサルタントいう職業(統計ありませんが、そういう人が多い業界なのは間違いありません)ですから、自分がどう見られるかを意識してジム通いしているだけのケースはあります。ただ、多くのコンサルがクライアントからどの様に見られるかも非常に気にします。

三つ揃えのスーツをスマートに着こなすことで、「怠けていない」「自己管理ができている」という印象を通して、よりよい第一印象や信頼感をクライアントに与えたいという考えです。また、身体を鍛えることで、堂々とした雰囲気と、良い意味での威圧感を纏い、クライアントへの説得力を高めたいという考えもあります。

●自己研鑽
そもそもコンサルという職業自体、自己研鑽を当然のようにし続ける人が向いています。仕事に直結するような最新トレンドやスキルのキャッチアップや習得だけでなく、まさしく自己の身体を磨き上げ続けたいと考え、ジムに通うのは自然なことなのかもしれません。

●効率性、専門性への期待(何故パーソナルなのかに対して)
合理主義であり生産性にこだわるコンサルとなると、忙しい中でなんとかスケジュールマネジメントして確保したトレーニング枠の効果を最大化させたいと考えます。トレーナーに1on1で指導してもらうことで、最大の効果を追求するわけです。また、トレーナーという専門家にあれこれ質問できる、自分の不明点を解消できるという知的好奇心を満たしてくれる点もパーソナルの魅力なのかもしれません。

あと、一匹狼的にヒトと群れるのを嫌う人が多いのもコンサルの特徴だと筆者は思っており、大勢が周りにいるですとか、コミュニティ的なものがあるような環境を避けて、パーソナルにしている事も多そうです。

健康を意識せざるを得ない転換点を経験したケース

前項で書いたポイントに当てはまらない人でもジム通いをしている方がそれなりの数いらっしゃる印象です。まさしく、激務とプレッシャーから健康を損なってしまった、もしくは損ないそうな方です。

年齢による体力の衰えや案件に依るものなどあれど、この転換点を機にジムに通い出すというケースです。リハビリ、テコ入れケースと言ってもいいかもしれません。他の職種よりも激務とプレッシャーという点でコンサルタントという職業は負担が大きく、リハビリ、テコ入れケースに該当するコンサルが(悲しいかな)多くなってしまうようです。

人的資本観点から、多くのコンサルファームが社員の健康をケアするようになってきていますが、結局のところは個人で自身の身体をケアしていくこと、その意識が重要となるのではないでしょうか。なお、当メディア運営会社(コダワリ・ビジネス・コンサルティング)では、自社で事業運営するパーソナルトレーニングジムを社員が無料で利用できるような福利厚生施策を導入しています。自社採用のPRで本コラムを締めさせていただきます。

[v325]

執筆者

山中 悠太郎
山中 悠太郎コダワリ・ビジネス・コンサルティング株式会社 コンサルキャリアカンパニー
外資自動車メーカー2社を経験した後、コダワリにジョイン。
コンサルティングワークもこなす傍ら、人材紹介事業の事業責任者やコダワリの人材開発業務や採用統括業務など含めて幅広に従事。
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山中 悠太郎
山中 悠太郎コダワリ・ビジネス・コンサルティング株式会社 コンサルキャリアカンパニー
外資自動車メーカー2社を経験した後、コダワリにジョイン。
コンサルティングワークもこなす傍ら、人材紹介事業の事業責任者やコダワリの人材開発業務や採用統括業務など含めて幅広に従事。

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