SNS投稿しながらカフェで仕事?!新卒コンサルのリテラシーをチェック
迂闊な行動が、重大インシデントを招くかも?
ゴールデンウィークが近づくこの時期、例年各業界で見かけるのが、新入社員によるSNSでの不適切な情報発信など、重大インシデントにつながる行為です。そこで本記事では、新卒コンサルが身につけておきたい「社会人としてのリテラシー」をチェックリスト形式でまとめました。すべての項目に答えると、コンサルタントに求められる「社会人リテラシーレベル」が確認できます。
デジタルネイティブであるZ世代の多くは、基本的な情報漏洩リテラシーを備えているはずですが、この手のトラブルが後を絶たないのも事実です。残念ながら、知ってもらいたい人ほど、こうした内容は届かないのでしょう。もし身近に「大丈夫か…?」と思う部下がいたら、このチェックリストで診断してみてください。皆様の人材育成の一助となれば幸いです。
目次
①ネット・SNSリテラシー
SNSでの発信はとても身近なものとなっている一方、手軽さゆえの軽率な行為が、情報漏洩や炎上を招くケースが増えています。「24時間で消えるから」「クローズドなアカウントだから」と思っても、一度発信された情報はデジタルタトゥーとして拡散される可能性があることを忘れてはいけません。
▼以下の□にチェックを入れてください。
②公共空間での業務
研修を終えプロジェクトにアサインされると、外出先で一人でPCを開く場面も出てきます。コンサルタントが扱う情報は、案件ごとに機密性が異なりますが、公共の場では常に第三者の視線や耳がある前提で行動する必要があります。特に新幹線や空港ラウンジは集中しやすく作業が捗る反面、クライアントや競合が居合わせる可能性も高いことを忘れてはいけません。そもそも、会社やクライアントによってはオフィス以外での場所でのPC操作を禁じている場合もあります。禁止されている場合は、遵守しましょう。
▼以下の□にチェックを入れてください。
③情報セキュリティ
コンサルタントの業務において、情報セキュリティは大前提となります。意図しない漏洩であってもクライアントからの信頼は一瞬で失われ、世間的な炎上リスクにも直結します。「問題が起きない状態を維持すること」を常に意識する必要があります。
▼以下の□にチェックを入れてください。
VPN経由でシステムにアクセスしているか
④クライアント対応
クライアントサイトでは、自身が「外部の立場」であることを常に意識する必要があります。そこは自分の職場であると同時に、クライアントの職場です。そのため、クライアント企業のルールや文化に従うことが基本です。不快感を与えず、効率よく仕事ができる環境を維持することが求められます。また、クライアントの社員は、新入社員や派遣社員も含めすべてお客様と認識すべきです。
▼以下の□にチェックを入れてください。
常駐先に対して適切な距離感と当事者意識を持っているか
⑤業後・休日
プライベートの場だからといって、発言や振る舞いに無頓着でいいわけではありません。たとえば、居酒屋で学生時代の友人に仕事の愚痴をこぼしていたら、隣の客がクライアント企業の社員だった。あるいは、旅行先で気が大きくなり騒いでいたら、SNSで拡散されてしまった。こうした振る舞いは、自身の評価を落とすだけでなく、所属ファーム、ひいてはクライアントの信頼にも影響を及ぼします。
▼以下の□にチェックを入れてください。
診断結果
チェックしていない項目が多いほど、リスクが高い状態です。
まとめ
満点はとれましたか?満点に届くまで、各項目を見直していきましょう。これらのチェック項目は、新卒だけに向けた話ではありません。実際、情報漏洩の中には、中堅以上のコンサルタントによる競合クライアントへの内部資料提供など、民事・刑事事件に発展するような重大な事例も存在します。(このケースはリテラシーが低いとかではなく、ただ単に悪い人と言えますが(笑))
コンサルタントは企業の中核に触れる立場であり、その一挙手一投足がクライアントの信頼を左右し、ときには企業価値そのものに影響を与えかねません。ここで挙げたチェック項目は、コンサルである限り常に求められ続けるものですので、定期的にチェックしてみてください。
[v353]
執筆者

- コダワリ・ビジネス・コンサルティング株式会社 コンサルタント
- ITやBPR領域でのコンサルティングを得意とする。新規領域でコンサルとしてのキャッチアップ能力の速さと無駄なことをしないスタンスで、周りを巻き込みながら最適なアプローチで課題解決をはかる。
執筆者

- コダワリ・ビジネス・コンサルティング株式会社 コンサルタント
- ITやBPR領域でのコンサルティングを得意とする。新規領域でコンサルとしてのキャッチアップ能力の速さと無駄なことをしないスタンスで、周りを巻き込みながら最適なアプローチで課題解決をはかる。



















