あ行
アウトプット
インプットによって吸収したものを発言や活動へ反映させること。特にコンサルティング業界では資料等の成果物をアウトプットと呼ぶ。
アサイン
選任する・配属する・任命するという意味。
コンサル業界においては「配属する」という意味で使用されることが多い。
業界によっては、「参画する」「確保する」などの使われ方もする曖昧な意味の言葉である。アサーティブ
英単語としては「断言的な」「言い張る」という意味がある。
相手の意見や気持ちを尊重しながら、自身の気持ちを適切に表現することをアサーティブなコミュニケーションという意味である。
アサーティブにコミュニケーションをとると以下のことが期待される。
・職場でのコミュニケーションを円滑にする
・人間関係を改善する
その結果、「業務の生産性の向上」、「従業員の満足度」、「離職率の低下」などの企業を経営していく上で必要な要素に係る。
主張の方法としては、
アグレッシブ(攻撃型)
アサーティブ(主張と尊重)
ノンアサーティブ(非主張型)
の3つがある。アジェンダ
議事日程、議題や実施すべき計画の意味を持つ言葉。
アジェンダは、会議の流れを予め定めることに使われることが一般的である。
会議や打ち合わせにおいてはアジェンダを組むことで、議論が冗長にならないようにし、話がそれても戻しやすくなることも期待できる。アジャイル
アジャイルとは「素早い」「俊敏」の意味がある。
ソフトウェア開発では、アジャイル型開発として知られる。
短時間で小さな成果物を生み出し、その小さな成果物を組み合わせて開発を進めていく手法のことである。
新しいものを開発する際や、短期間で開発・修正を行うことが求められるアプリケーション開発に向いているとされる。アベイラブル
「在庫がある」「利用できる」という意味。
とりわけコンサルタンティング業界では、コンサルタントがどのプロジェクトにも参画していない状態のことを指す。
略して「アベる」などと使われることが多い。一般管理費
企業の業務活動全体にかかる費用のこと(直接、商品営業に関連ない費用も含まれる)。
従業員の人件費、福利厚生費、家賃光熱費など。イグジットプラン
出口戦略。M&Aでは会社売却など。
インキュベーション
「孵化」「抱卵」という意味。
ビジネスシーンにおいては、ビジネスモデル構築や資金調達等のアドバイス及びサポートを行い、起業や新規事業の立ち上げとその成長を支援することを指す。インプット
ビジネスシーンにおけるインプットとは、知識。情報・経験等を自身の中に吸収することを指す。
請負契約
請負契約とは民法第632条に定められている、契約形態の一つである。
受注者は受注した仕事を完成させる義務を負い、発注者側は完成されたアウトプットに対して報酬を支払う義務を負う契約のこと。
受注者の完成させた仕事が結果として発注者側の要求を満たしていない場合には、受注者側は報酬を請求することができない。エグゼキューション
M&Aで行う一連の手続きなどを実行し、管理すること。
エスカレーション
より権限や回答能力の高い人物へ、対応を引き継ぐこと。もしくはそういった人物に指示を仰ぐこと。
会社の経営に関わるような問題であるほど、その対応についてより上位者へエスカレーションされることが一般的である。
エスカレーションをすると対応だけでなく、責任もエスカレーションされた側に移る。エビデンス
エビデンスとは「証拠」という意味であり、ビジネスでは記録として残すことを指す。
会議の議事録が代表例であるが、メールのやり取りもエビデンスとなることがある。
なお、金融機関や役所の業務においては、顧客情報や身分証明をエビデンスと呼ぶことがある。演繹
複数の情報や事例を連鎖させて結論を導く。たとえば、「スポーツは健康に良い」という大前提、「誰でもできるスポーツはボーリング」という小前提から、「ボーリング大会を開催すると社員の健康を促進できる」という結論が導ける。
エンロン事件
2001年テキサス州の石油卸売会社のエンロンに巨額の簿外債務があることが発覚し、倒産。
この簿外債務隠ぺいには、当時Big5の一つとされていた大手会計事務所のアンダーセンがかかわっていたとされた。
経営コンサルと会計監査が同一会社だった場合、法律スレスレや法律違反になるような経営戦略を提案実行し、監査側でそれを意図的に見逃すなどの行為が可能となってしまうため、米政府はSOX法(Sarbanes-Oxley Act)を策定し、監査法人はコンサルティング部門の分離を余儀なくされた。オファー面談
内定後に、企業と内定者が雇用条件や入社意思について最終的なすり合わせを行う面談のこと。内定者面談・処遇面談ともいう。
オンスケ
オンスケジュールの略、スケジュール通りに進んだという意味、報告の際、よく使われる言葉。