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初訪のコンサル志望の方へ|まず読むべき記事9選

初訪のコンサル志望の方へ|まず読むべき記事9選

コンサルファームの採用動向に変化?未経験でコンサル転職を成功させるためのポイントとは

当サイト「コンサルのあんなこと、こんなこと」は様々な読者の方に閲覧していただいており、色々な職業やレイヤーの方に愉しんでいただけるように、10年近くに渡りコンテンツを発信し続けてまいりました。コンテンツも膨大なものとなっていることもあり、読者層ごとに是非このコンテンツは読んでいただきたいという記事一覧を作成することとしました。今回は、コンサル未経験でコンサル転職を検討中の読者に是非読んでほしい記事一覧をお届けします。

コンサルファームへの転職は未経験でも可能?

コンサル会社への転職は、未経験者にも門戸が開かれています。しかし、誰にでも門戸が開かれているというわけではありません。

大手コンサルは未経験者採用をしているが要件は高い
大手コンサルファームの採用案内に「未経験者歓迎」と記載されていることが以前は多くありましたが、今は大分少なくなりました。もちろん経験者は歓迎されますが、未経験者だからといって門前払いになることはありません。ただし、それなりの経験が求められます。

戦略系コンサルは変わらず超狭き門、新卒文化も根強い
戦略系コンサルファームでは、若く柔軟な思考を持ち、なおかつ他のコンサルファームの社風に染まっていない新卒者を採用する傾向があるため、未経験の転職希望者には狭き門となっています。

一方で、ポテンシャル採用に力を入れる戦略系コンサルファームもあります。ただし超優秀層を求めているためハードルは相当高くなります。しかし、学歴と社歴、思考力や分析力などにおいて選考基準を通過できれば、未経験でも転職が可能です。また、専門分野で深い知見を有している人材が転職するケースも見受けられます。

大手総合系コンサルの門戸は再び狭くなりつつある
戦略からITまで幅広く案件をもつ総合系コンサルファームにおいては、近年、未経験者の求人が増えました。しかし、2024年頃より過去の大量採用の反動なのか、採用ハードルが上がっています。一方で一部の日系ファームやブティック系ファームでは引き続き未経験者でも採用を続けています。

未経験でコンサルへの転職を実現する4つのポイント

コンサルファームへの転職を実現するためには、次の4つのポイントに留意してください。

1.年齢と経験のバランスが大事
2.学び続ける姿勢
3.英語力を身につける
4.諦めないでチャレンジする精神

1.年齢と経験のバランスが大事
ポテンシャルの高さや専門分野での深い知見があれば、コンサル未経験でも転職はできます。しかし、ある程度の年齢を過ぎてからは、ポテンシャルだけで採用されることはありません。ポテンシャル採用を狙う場合は、30歳までを目安に動き始めた方が無難でしょう。

また、第二新卒枠を設けているコンサルファームもあります。新卒時に希望するコンサルファームに入社できなかった方も、就活リベンジとして第二新卒枠を狙えます。ただし、早慶以上の学歴を求められることが大半です。

どういった企業出身の方がコンサルに転職することが多いのか、詳細を知りたい方は以下の記事の6章にて紹介しておりますのでご覧ください。

2.学び続ける姿勢
学び続ける姿勢というのはコンサル適性のイチ要素と言えます。コンサル適性って何?という方はこちらをご確認下さい。

3.英語力を身につける
外資系に限らず日系コンサルファームでも、英語が必要とされる場面は増えており、コンサル転職では語学力も選考ポイントの一つになっています。英語が苦手な方は少しでも時間を割いて勉強する癖をつけておきましょう。

4.諦めないでチャレンジする精神
自身の強みとファームが求める人材の要素がマッチしていれば、未経験でも転職可能ですので、ファームが求める人材像を理解して、自身の強みをアピールできるようにしておきましょう。その際、コンサル特化の転職エージェントに相談することをおすすめします。コンサル業界を熟知しているため、高い解像度でアドバイスを受けることができます。

また、コンサルとして活かせるキャリアがない場合は、長期的な対策を取りましょう。どんなコンサルになりたいのか、そのためにはどんなキャリアが必要なのかを調べ、現職で重なる業務に注力したり、目指す分野に該当するセクションに異動願いを出したりするなど、今できる範囲で挑戦することもキャリア構築の手段の一つです。

特に、まだ20代であり1社経験である、若しくは一度しか転職をしていない方であれば、コンサルにつながる会社やポジションに転職して一定経験を積んでも良いでしょう。転職エージェントへの相談も有効です(ただし、エージェント選びを間違えると転職をゴールに設定されてしまいます)。

以下の記事では、未経験のコンサル転職でエージェントを有効に活用する方法を紹介しています。

コンサル面接でチェックされるポイント

コンサルファームの面接では、主に以下のポイントがチェックされます。

1.論理的思考力
2.コミュニケーションスキル
3.仮説思考
4.志望動機

1から3は説明不要だと思いますので割愛します。4の「志望動機」についてのみここでは述べさせていただきます。

4.志望動機
コンサルファームの面接を受ける際は、なぜコンサルタントになりたいと考えるのか、またコンサルティング業務を通して何ができるのかといった点を整理し、志望した動機や目的などを明確に言えるように準備しておきましょう。また、数あるコンサルファームの中でなぜその会社を志望したのかという点も、論理的に説明する必要があります。

そのためにはコンサルティング業務及びコンサルティングの領域についてしっかり理解しておくことが重要となります。

コンサルティング業務については、案件によって異なるのが実際ではありますが、イメージ先行とはなっていないか、どんな働き方をするのかをしっかりと理解していることが重要です。

以下の記事で主にジュニアコンサルに期待されていることをまとめておりますので、業務の一端をご理解いただけるのではないでしょうか。

また、コンサルティング領域については、現在のコンサル業界は複雑化しており、各コンサル領域をMECEに切り分けることは困難になっています。そのため、領域を的確に把握することは容易ではありません。ただし、コンサルと一括りに言っても手掛ける内容は異なりますので、7つの領域に切り分けて理解をしておくと良いでしょう。

コンサルの種類を一定理解した上で、どういったコンサルファームがどの領域を得意としているのかを把握すると良いと考えます。

どうしても名の知れた大手ファームばかりに目が行きがちですが、ブティック系ファームも視野に入れてみることをお勧めします。

コンサル転職事情

▶メーカーからコンサルに転職して成功した事例

▶コンサルファームへの入社は、新卒か中途か、それぞれのメリット・デメリットをまとめた記事

最後に

恐らくコンサルに関しておぼろげにこんなことやるだろうと思っている方は多いと思います。そのイメージがコンサルファームに行った後実態と合致しているのか等はちゃんと情報収集し、キャリアを選ぶ必要があると考えております(逆に言うとそこらへん勘違いして臨むと、面談で落ちます(笑))。

繰り返しになりますが、大手ファーム・ブティックファーム(独立系ファーム)で大分色は異なります。何をやりたいか、将来どういうコンサルになりたいか、どういうキャリアを描くかを見据えて活動していくことが大事です。

↓コンサルファームへの転職にちょっとでも興味ある方はこちらより是非ご相談ください==

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執筆者

山中 悠太郎
山中 悠太郎コダワリ・ビジネス・コンサルティング株式会社 コンサルキャリアカンパニー
外資自動車メーカー2社を経験した後、コダワリにジョイン。
コンサルティングワークもこなす傍ら、人材紹介事業の事業責任者やコダワリの人材開発業務や採用統括業務など含めて幅広に従事。
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執筆者

山中 悠太郎
山中 悠太郎コダワリ・ビジネス・コンサルティング株式会社 コンサルキャリアカンパニー
外資自動車メーカー2社を経験した後、コダワリにジョイン。
コンサルティングワークもこなす傍ら、人材紹介事業の事業責任者やコダワリの人材開発業務や採用統括業務など含めて幅広に従事。

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